昨年からブログ更新が滞ってしまった原因は芽キャベツの失敗による落ち込みと対応に追われたことにあった。タイトルの通り失敗も経験の一つとして勇気をもって紹介したいと思う。
以前の記事「【選択と集中が鍵】新規就農者が何かで1番になる重要性【アイメック栽培&芽キャベツ】」で紹介した芽キャベツが、今冬の寒波で収穫できない状況となり、出荷停止に追い込まれてしまった。
よくよく考えてみると、芽キャベツの栽培を始めてこの3年間、ずっと暖冬続きだったように思う。今年の冬が異常に寒いのか、本来の冬はこのくらいの寒さなのかはわからないが、今年は完全に芽キャベツが凍結してしまった。これは予測していなかったことで、実践してみないと体験できなかったことだと思う。
以下が凍結した芽キャベツの写真。葉が紫色(アントシアニン)になっているのが寒さに耐えられなかったことを物語っている。
凍結してどれだけの量がダメになったかというと、約4反分、6000本(!)の芽キャベツがダメになった。芽キャベツが静岡以外で作られない理由、それは凍結するほどの寒さに耐えられないからだろう。
新年から心折れる内容であったが、失敗こそチャンス。今年の作付けは万全の凍結対策をして臨む。
【関連記事】
【第二農場での試み】汗と涙のトマトジュース【生産は計画的に】
【究極の選択?】有機栽培は新規就農者にとって差別化になるか?
【脱サラ農業】新規就農の決意と有限の時間