「辻ファームのコンセプトってなんだ?」実は毎年Coiinaトマトの出荷が終わると、まるでアイデンティティーを失った人になったような気分になる。
辻ファームでは、いままでトマト以外にも多くの野菜を作ってきたが、すべてに共通してコンセプトを表せる言葉を考えた末、今回「新しい美味しいを日常に」と定めるに至った。食べてもらう人にとって①新しいもの、②美味しいものが、③当たり前の日常になることを願ってのことだ。
それだけいまの世の中は標準化されていて、どこにいっても色も形も味も同じ食べ物が手に入って便利な反面、面白みに欠けると思う。そこに一石を投じたいという思いがある。メジャーではないが、とても美味しい野菜や、メジャーな野菜だけど、市場流通に向かない美味しい品種もあるからだ。それをご紹介していきたいと思っている。
8月から出荷が順次出荷がはじまる露地栽培のミニトマトは、今までCoiinaトマトとの区別が明確でなかったが、今回新しいシールもできたのでこちらを貼ることにする。時期的にCoiinaトマトはできないが、基本コンセプトは変わっていない。
新しいシールのバックのデザインは、辻ファーム日向農場の景色からとっている。体験農場で辻ファームを訪れた時に、読者の方にこの景色だったのかと感じてもらいたいと思っている。
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