近年栽培を始めた野菜、アスパラガス。今回の写真は、近隣の農家で持ち寄ったアスパラガスを使った食事の風景だ。
3月に芽キャベツなどの冬野菜の収穫を終えると、フルーツトマト以外に出荷できる野菜がなくなってしまうため、4月から目玉となる野菜がないかと思案し、何年か試作を重ねていた。
アスパラガスといえば北海道が有名であるが、近年「採りっきり栽培」(外部リンク)と呼ばれる新しい栽培方法が確立し、他の地域でも作りやすくなった。国内産地でとれたものも美味しいが、なにより鮮度が味を大きく左右する野菜なので、地場産の鮮度のいいものを食べるとその美味しさに驚くことだろう。
採れたてのアスパラガスを食べることができるのは、生産者の特権だ。畑でポキッと折ってそのまま味見をすると、とても甘く瑞々しい。地面に残った方の切り口からは水が湧いてくる。アスパラガスの生命力を感じる。
もちろん生で食べるよりも料理をした方が美味しい。イチオシはアスパラを豚バラ肉で巻いて焼くだけのアスパラ豚バラ巻(クックパッドのレシピ)。ビールや赤ワインにも合うし、ノンアルコールの方でもNetflixなんかを見ながらあっという間にお皿からなくなってしまうと思う。
生産しているとアスパラガスは太さもいろいろ見ることになる。太いものが価値が高いとされているが、細いからといって決して味が落ちるわけではない。その場合は何本か束ねて巻くと、食べた時のアスパラガスのボリューム感が増して、その分より美味しさを味わえる。
辻ファームオンラインショップで近日公開予定。食卓に発送されるのを待っているところだ。ぜひ味わってみて欲しい。
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