あけましておめでとうございます。今年も辻ファーム、またこのブログやショップもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、農業をするために神奈川県伊勢原市に移住して十数年、山の味覚「つくね芋」を作ってみた話である。

辻ファーム「つくね芋」収穫風景
せっかく露地の畑もあるので、フルーツトマトだけでなく、地域性の高い農産物を作ってみたいと思っていた。伊勢原といえば大山(おおやま)が有名で、伊勢原という名前よりも大山の方が有名ではないかというほどである。
山をイメージしたものとして、栽培し易いタラの芽やヤマウドなどの山菜も考えたが、もう少し農産物に近いひとして、山芋をセレクトした。
伊勢原では有名な自然薯の生産者がいるので、もう少し手軽に食べられる物として選んだのが栽培の山芋。そしてその中でも「つくね芋」を選んだ。
つくね芋とは、関西では大和芋とも呼ばれる山芋で(関東で大和芋といえばイチョウ芋)、箸でつかめてしまうくらい粘りがとても強いのが特徴だ。でんぷんを分解する消化酵素を含んでいて、弱った胃腸にも良く、滋養強壮に良いと言われている。粘りと香り、味の濃さを考えれば、山芋のCoiinaといってもいいかもしれない。
種がとても高価なので、去年少量試験栽培をして、今年は昨年とれた芋を種芋にして、苗を育苗して増産した。まだまだ来年の種用に残しておかなければいけないので、数量限定でネットショップに公開する。
公開し次第、こちらのページにリンクを用意するので、ぜひ辻ファームオンラインストアとともにチェックいただきたい。
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