ヤングコーンという野菜がある。もともとはトウモロコシを作る時、1番穂をトウモロコシにして、2番穂、3番穂を若取りして副産物的に販売していたが、今年からトウモロコシをとることではなく、ヤングコーンのみを目的として栽培、販売することにした。
理由は3つある。
1. 猛暑によりトウモロコシの収穫適期が極端に短くなった。暑さにより栽培開始から数日で萎びてしまうようになった。
2. シェフの需要はもともとトウモロコシよりもヤングコーンの方が高く、また一般にも認知が進み売れるようになってきた。
3. ヤングコーンはタケノコのようなシャキシャキした食感とほのかな甘味、爽やかなトウモロコシの香りに飽きがこない。またトウモロコシよりもカロリー、糖質が低いのも魅力だ。
栽培上の注意としては、使える農薬がトウモロコシとはほとんど違わないため、トウモロコシしか適応のない農薬が使われていると違法になり、これを知らないで販売されていないかを気にしなくてはならない。
栽培に際し、伊勢原の養鶏場、坂本養鶏から鶏糞を協力いただき元肥に使用した。鶏糞には窒素、リン酸、カリがバランスよく含まれており、貝化石を餌に使用していて、不足しがちなカルシウムが一度に供給できるのも魅力だった。
採れたてのヤングコーンは特にプロのシェフに人気の食材で、あまり一般には売られることは少なかった。伊勢原市日向地域の豊かな土壌で育てた、旬の味をぜひご賞味あれ。
辻ファームオンラインショップで販売中。
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