寒波が続いている影響で、1月以降、芽キャベツの収穫時の廃棄率が上昇している。芽キャベツは、比較的耐寒性がある作物で、日本で一番の生産量を誇る静岡県は温暖な気候が向いているようだ。一方、神奈川県の三浦や横須賀は適地とされている。
最近は、伊勢原市でも最低気温がマイナス5℃まで下がっており、毎日凍結と融解を繰り返すため、芽キャベツは大きなダメージを受けている。写真のように、凍結によって芽キャベツが傷んでいる様子が見られる。
しかし、全ての芽キャベツがダメージを受けたわけではない。生き残った芽キャベツは、凍結しないように糖質を蓄え、味が極上に変わる(!)。このように、栽培に不適な土地というデメリットではなく、むしろメリットであると言える。
芽キャベツの収穫期間は残り1ヶ月を切っているが、収穫できる芽キャベツは、労力を注ぎ、育てた産物であり、捨てるのは勿体ない。芽キャベツは、ネットショップでも購入できるため、ぜひ試してみてほしい。また、芽キャベツを使ったおいしいレシピも多数ありますので、ぜひご賞味あれ。
なんだか記事のタイトルが、ひろゆきのYouTube番組のテーマ回収のための付け方みたいな感じになってしまったが、農家の体感の格言だとすると似たようなものかもしれない…。
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